Western Union Desperate

  • 2014.06.04 Wednesday
  • 01:06
1997年にはインターネットもまだ一般的でなくてもちろんスマートフォンも携帯もなかった。僕はその頃アメリカに住んでいてたっぷりと過ごしていた。今よりもずっとずっと夜が長かった。誰も答えを見せてはくれないから漂うような時間の中でとりとめもなく思考を張り巡らせていた。涼しい夏の夜に沢山の掛け替えのない「音楽」を「生」で聴いた。人間が生身で生み出した本物のバイブだ。煙が感性を尖らせて、アルコールがそれを微睡ませた。街を歩いているだけであらゆる冒険が僕らを歓迎してくれる。夜はいつまでも続いていて永遠にこの夜が終わらないかのようだった。時間は今よりずっとゆっくりと漂うように流れていた。情報はフリーペーパーで探したり誰かが囁くように教えてくれる。ニューヨークの空間の中に身を任せて漂ってさえいれば自然とつながりができていって美しい場所に導いてもらえるかの様だった。どこへでも出かけていって、そこには必ず何かがあった。それは今頃に存在している情報や体験とは少し価値観が違っていて、すごくリアルなものだったように思えるのです。近頃の夜はとても短くて思考が漂う隙間と空間がない。まあ年をとったものだなぁ、と思うけど自分に合っているやり方が一番好いものだとも思える。まったくの遠慮なしに押し寄せてくる安っぽい情報が僕のiphoneを一定時間ごとに鳴らし続けている。たゆたう時間を完全に忘れてしまったかのようだ。まだ間に合うかもしれないと思っています。











週給だから毎週金曜にチェックをもらってWestern Unionで現金に変えてもらったのも懐かしいですね。














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